お風呂場のリフォームを成功させるポイントとは?
付き合って半年のスピード婚だったこともあり、結婚して2年間は計画的に子供を作らないようにしていて、3年目から子づくりをはじめましたが、なかなか思うようにいかなくて不妊治療をはじめることも真剣に考え始めていたので本当に良かったです。
妻は子供が生まれても仕事は続けたいと前から言っていて、私も子育ても家のことも積極的に行うつもりでいましたが、共働きしながら二人で子供を育てることに自信がなくなりました。
その理由は妊娠後妻の体調があまり良くなくて、つわりも酷くて仕事と家のことの両立がすでに難しくなっているからです。
今後どうしようとかと悩んでいると、私の両親から横浜の実家で同居してはどうかという提案を受けました。さすがに同居は嫌だろうと妻にそのことを話すと、横浜なら自分の会社は近いし、子供の面倒もみてもらえるからぜひそうしたいと意外な答えが返ってきました。
私としては通勤時間が少し長くなりますが、親と一緒に住めることを嬉しく思っています。
ということで、両親と同居することになり先日妻を連れて実家に行ってきたのですが、二世帯で暮らすにはいろいろな問題点があって、とりあえずお風呂場をリフォームすることになりました。
お金にそれほど余裕がないので、今後も様子を見て段階的にリフォームすることになると思いますが、無駄な費用はかけられないので失敗はしたくありません。そこで、お風呂場のリフォームを成功させるポイントがあれば教えて欲しいです。
お風呂場をリフォームするときの注意点などがあればそれも併せて知りたいので、どうぞよろしくお願いします。
安全面や掃除のしやすさも考えよう
予算の関係でできないこともあると思いますが、まずは要望を全て書き出しましょう。些細なことも書き出すことで、リフォームで何をすればよいかを明確化できます。
今回は親世帯と同居するということですし、これからお子さんが誕生するということなので、お風呂リフォームでは安全面を考えることもポイントです。
お風呂場に段差があったり床が滑りやすかったりすると、転倒事故の危険性を高めることになります。古いお風呂場では洗面所とお風呂場に段差が付いていることが多く、お風呂場の中にも段差があることは珍しくないので、できる限りバリアフリーにすることをおすすめします。
転倒防止のために各所に手摺を設けましょう。ドアはスライドドアにして、床には滑りにくい素材を選ぶとよいです。転倒防止におすすめなのが、樹脂素材や滑り止め加工の施された床材です。
洗面所には、クッション性のある床シートを採用することもおすすめです。シート自体には滑り止め効果はなくても、万が一転倒したときにケガのリスクを大幅に回避できます。
スライドドアにすることにより、簡単にドアの開け閉めができて出入り口も広くなるため、万一車イスになったときやご両親に介護が必要になったときにも窮屈さを感じることもありません。
安全面を考えるならヒートショック対策をとることも重要なポイントです。ヒートショックというは、急な温度差によって血圧が急激に変化して意識障害を起こしてしまう怖い症状です。
お風呂における有効なヒートショック対策は、浴室換気暖房乾燥機を利用してお風呂と脱衣所にできるだけ温度差ができないようにすることです。
お風呂場リフォームでは、掃除のしやすさを考えることも大事なポイントです。お風呂場は室内清掃の中でも重労働で、特にお風呂掃除を高齢の方が行う場合はお手入れが簡単で掃除がしやすい素材を選ぶことをおすすめします。
今ではオプションで床や浴槽を自動で掃除してくれるような設備もあるため、掃除が負担になる場合は積極的に取り入れましょう。
二世帯などの大家族で一つのお風呂場を全員で使用する場合は、間取りを変更した方がよいケースもあります。古いお風呂場では、洗面室と脱衣所が一緒になっている間取りが多いです。この場合は、家族の入浴時に洗面室を使えない不便さがあり、最近では洗面室と脱衣所を分ける間取りが人気となっています。
リフォーム中はお風呂を使用できないことも覚えておきましょう。ユニットバスであれば2〜3日程度でリフォームを完結させることも可能ですが、在来工法のお風呂のリフォームにはかなりの時間が必要になります。
工事が長期間にわたる場合は、近くの銭湯を利用したり、その間親戚や知り合いなどからお風呂を貸してもらったりなどの対策をしっかりと考えておかなければなりません。
お風呂場のリフォームにはそれなりの費用がかかりますので、依頼先の選択も慎重に行いましょう。