建て替えとリフォームのメリットとデメリットにはどんなことがある?|横浜のリフォーム工事ならお任せ下さい。

横浜のリフォーム工事工事やさん

faq

Q

建て替えとリフォームのメリットとデメリットにはどんなことがある?

質問 祖父から相続した一軒家を、リフォームするか建て替えするかで悩んでいます。
祖父は資産家で、小さいときから一人孫の私を溺愛してくれていて、亡くなる前からもし自分が亡くなったらお前にも資産の一部を与えるから、結婚したらそこにマイホームを建設すればよいと言われていました。
私は祖父がどのくらいの資産を持っていたかもよく理解していなかったので、当初は冗談半分でその話を聞いていて、まさか本当に私に遺産の一部を与えてくれるとは思っていませんでした。
祖父は亡くなる前に遺言書を作成していて、その中に不動産と時計をはじめとした貴重品の数点を私に相続させることが書かれていました。
祖父が亡くなる少し前に、すでに結婚を前提に付き合っていた彼女がいて、祖父が亡くなって1年が過ぎたときに彼女にプロポーズして、無事OKをもらうことができました。
祖父から言われていた通りに、その土地にマイホームを構えることにしたのですが、その上にある古い建物を建替えすべきかリフォームすべきかで悩んでいます。
ズバリ、建て替えとリフォームそれぞれのメリットとデメリットを教えてください。最も大事なポイントは費用面なので、費用に対する心構えや、その他に注意すべきことなどがあればそれも教えて欲しいので、プロの視点でご回答をどうぞよろしくお願いします。

yajirusi

A

リフォームをする場合は専門家に建物を詳しく診てもらいましょう

建替えのメリットには、最新の技術を用いた耐久性や耐震性を求めることができたり、好きな設備や建材などを自由に選べたり、自分たちのライフスタイルに合った家づくりをできたりすることが挙げられます。
住宅づくりの技術は年々発達していて、古い家よりも新しい家の方が頑丈で地震などの災害にも強くつくられています。今では100年安心して住むことができる100年住宅も建築されていて、これを創るためには一から家を建てるしかありません。
中古住宅をフルリフォームすれば設備などを一新できますが、それをすれば新築と変わらないほどの工事費がかかってしまいます。建て替えは新築するのと同じなので、間取も含めて理想を叶えることができます。
建て替えのデメリットには、規制などの関係で前の建物と同等、もしくはそれよりも規模が小さい家しか建てられないことがあることが挙げられます。一から自由に土地を探すことができない点も、デメリットと言えます。この問題を解決するには、土地を買い替えするしかありません。
建て替えの最大のデメリットは、リフォームに比べて建築費用が高額になることです。今回は問題になることはありませんが、元々住んでいた家を建て替えする場合は、仮住まいが必要になる点もデメリットに挙げられます。
リフォームのメリットは、建て替えするよりも工期が圧倒的に短いことが挙げられます。建て替えの場合は家を新築することになるため、数ヶ月の工期が必要になります。じっくり打ち合わせをするなら半年ほどの時間をかける場合も多いです。
元々住んでいる家を建て替えする場合は、住みながら工事ができたり、引越しの費用などがかからなかったりすることもメリットに挙げられます。
リフォームのデメリットは、間取りの自由度が限られたり、工事を始めると追加工事が必要になったり、予定したよりも総工費が高くなってしまうことなどが挙げられます。
間取りの変更はできても、どうしても取り去ることができない柱や梁などがあって、自由度が限定されてしまうことも多いです。建物が古い場合は、壊してみないと欠陥に気づけない部分もあるため、工程通りに工事が進まなくなって、工事費が高くなるだけではなく、工期も長くなってしまうことも珍しくありません。
このように、建て替えの場合は新しい家を一から創ることができるため、自由に思い通りの家を設計・建築できます。そのため、どうしてもリフォームに比べると工事費は高くなります。
リフォームの場合は、工事をする範囲を限れば自己資金だけで済ませられることも多いですが、新築となるとほとんどの方は住宅ローンを利用しなければいけなくなります。そうなると長期間にわたり返済をしていかなければいけなくなるので、その点もきちんと考えておく必要があります。
建替えとリフォームを比較した場合、総工費だけを見れば当然リフォームの方がよいという結論に至りますが、リフォームを選択した場合は、建物の寿命があとどのくらいあるかもよく考えなければいけません。結婚したばかりであと何十年もそこに住むなら、特にこの点には注意が必要です。
また、リフォームでどのくらいの満足を得られるかもよく考える必要があります。古い建物をリフォームするなら。専門家に建物の状態を詳しく診てもらうことをおすすめします。そうすることにより、あまりにも欠陥が多い場合は、建て替えをした方がよいという的確な判断がくだせることにもつながります。

PageTop