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古い一軒家をリフォームするときのポイントや注意点とは

質問 横浜市内でマイホームを持つにあたって、亡き親から相続した古い一軒家をリフォームするか、そこを建て直すか、それを売却して新しい土地を購入して新築するかでずっと悩んでいました。
しかし、不動産会社に所有している土地の価格を算定してもらうと、予想よりもかなり低い金額で、売却するとなりと家の解体費用も負担しないといけないので、リフォームか建て替えの選択に絞られました。
そもそも立地的には職場にも近く、近くに学校も公園も多くて子どもの教育環境にも良いので気に入っています。
建て替えをした場合の見積り出してもらうと、やはり解体費用が大きな負担となり、お金をなるべくかけないで理想の家を持つにはリフォームが最善の方法だということが分かりました。
古い一軒家をリフォームするときのポイントや注意点について知りたいので教えてください。築年数がかなり経っている家をリフォームするメリットやデメリットもついて知りたいので、それも合わせてご回答いただけるとありがたいです。

yajirusi

A

古い家をリフォームするときには耐震診断を行いましょう

まずは、古い一軒家をリフォームするメリットとデメリットから紹介させていただきます。
古い家をリフォームすると、思い出の詰まった家に住み続けられることなります。今回は以前住んでいたのか分かりませんが、同じ場所に住んでいられることをメリットに感じる方はたくさんいます。
リフォームだと基礎や土台や構造体を活かすことができるので、建築費用を安くできることは大きなメリットです。
古い家を建て直す場合は仮住まいが必要ですが、リフォームだと住みながら工事を進めることも可能な点も利点と言えます。
固定資産税を節約できるというメリットもあります。古い家を建て替えるとどうしても固定資産評価額がアップして税金が高くなりますが、リフォームの場合は基本的に固定資産税が変わりません。
ただし、大規模なリフォームやリノベーションをする場合は、固定死産税が上がるので、それを避けたいなら自洗に施工会社に相談しておくと安心です、
古い家を解体して建て替える場合は、新しい家の建物の建築確認申請や登記手続きなどの申請が必要になりますが、既存の家をリフォームした場合は手続きをする必要はありません。手続きには時間もお金もかかります。
古い家をリフォームするときには、エイジングにより味の出た梁や柱を再利用することができ、それらを敢えてみせることで趣を楽しめることもメリットの一つです。
決まったキャパの中でも、間取りを自由に変更できることも大きな利点と言えるでしょう。
古い家を建て替えする際には、道路と敷地の関係性による問題や建築基準法などの法規的な問題などをクリアする必要がありますが、既存の建物を活かしたリフォームなら、そのような問題が起きることはありません。
古い一軒家をリフォームすることで生じるデメリットとしては、間取りを自由に変えられない場合があるということが挙げられます。構造上取り去ることができない柱や梁があったり、2×4工法で建てられた住宅だと、間仕切り壁を撤去できなかったりすることなどもあります。
築年数がかなり経っている家だと、土台や柱や梁などの大事な構造部分が劣化している可能性が高いです。
家の中に雨漏りなどで雨水が侵入している場合は、シロアリが発生して構造体を食い荒らされていて、解体を余儀なくされるようなケースもあります。構造体には問題なくても、基礎部分に問題がある場合も少なくないようです。
無理に補強や補修をしてリフォームしようとしたら、建て替えするよりも工事費が高くなってしまうようなこともあります。
昔の家は地盤調査を行わないで建てている場合も多く、安心して暮らすためには地盤改良が必要になる場合もあります。地番改良を行うためには、建て替えを余儀なくされることもあります。
部分的にリフォームする場合は、安全基準を満たす住宅性能を希望のレベルまでに上げられないこともある点も、リフォームのデメリットとして挙げられます。
古い家だと現在の耐震基準を満たしていないことも十分に考えられるので、築年数がそれなりに経っている場合は、耐震診断を行いましょう。古い家のリフォームは補助金の対象になる場合も多く、無料での耐震診断が可能なケースもあるので、自治体の耐震診断相談窓口や、施工業者に相談してみましょう。
古い家をリフォームするときには、建築確認申請が必要なケースもあるので注意が必要です。小規模な木造2階建てのリフォームなら建築確認の申請は必要ありませんが、木造3階建てまたは鉄筋造の大がかりなリフォームには建築確認申請が必要になります。
他にも古い家のリフォームをする際には、見積りをした後に補修や修繕が必要な箇所が見つかり高額な追加費用がかかることも珍しくないため、予算オーバーにならないように事前に施工会社と十分な話し合いや必要な検査を行うことが大事になります。

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